『 シャンプーを見直してみる 』①

先日、TOKIOトリートメントの導入に伴い、さらに知識を深めるべく講習会へ行ってきました!

パーマやカラーはもちろん、トリートメントひとつにしても、知識があるかないかで仕上がりが全然違うということを実感してきました。

こちらはわたしのヘアケアグッズ。

その知識が少しでもあるかないかで、お客様の髪や頭皮の状態も良くなるのではないかと思い、何回かに分けて、みなさんにもお伝えしていきたいと思います。

今回はまず、『シャンプーを見直してみる』

「どのシャンプーがおすすめですか?」よく聞かれる質問です。最近は、ノンシリコンやオーガニックというワードを良く耳にするため、みなさんも、なんとなく市販のシャンプーはあまり良くないのかなぁという感覚の中でシャンプーを選んでいたりすると思います。

そのなんとなくを解消できたらと思います。

サロンで仕事をしていて、お客様のお悩みを日々たくさん聞いております。

・髪がまとまらない
・ダメージが気になる
・カラーが落ちやすい
・頭皮がかゆい、荒れている
・皮脂、においが気になる
など…

原因はいくつかあると思います。季節の変わり目や、生活習慣、またはストレスや胃腸環境が及ぼす場合もあります。その中でシャンプーもひとつの原因と考えられます。

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◎シャンプーで最も大事なのは、
洗浄力=どんな界面活性剤を使っているかです。一般的な市販のシャンプーは、〈高級アルコール系〉と呼ばれます。

裏面の成分表示を見ると、まず、“水”と表記があり、次にくるものが界面活性剤です。

〈高級アルコール系〉は、
ラウリル硫酸ナトリウムラウレス硫酸ナトリウム

主にこのふたつが表記のもの。このふたつがとても洗浄力が強い成分で、

・余分な皮脂までとってしまい、乾燥の原因となる
・キューティクルまで傷つけてしまう
・カラーやパーマを落としてしまう
など。この強い洗浄力が色々な原因となっています。

皮脂がとにかく多い人、ハードスプレーやスタイリング剤をしっかりつける人、毎日洗えない人は、こちらで落とすのも向いていると思います。

逆に言うと、それ以外の人は例えば毎日使わない、頭皮をこすらず洗うなどの注意が必要ということになります◯

それゆえに、カラーやパーマをかけた後も不向きと言えます。赤字の成分だけで大丈夫です。ぜひ成分を確認してみてください。

長くなりましたが、さらに次回、他の成分についても書きたいと思います。少しでもみなさんのお役に立てればと思います!

(斉藤 奈津子)